2016.05.27

第100回インディ500予選はホンダ勢優勢。佐藤琢磨も闘志「満タン」

  • 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano   松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto

第100回インディ500の予選でポールポジションを獲得したヒンチクリフ シボレーがエンジンサプライヤーとしてインディカーシリーズに復帰したのは2012年。以来、世界最大のレース、インディ500では、ホンダとシボレーが1年おきに優勝している。ただ、予選では常にシボレーが強さを見せつけてきていた。4年連続ポールポジションを獲得し、去年は予選トップ5を独占した。

 しかし、今年は戦況が変わり、5月21、22日に行なわれた予選は実力拮抗で大接戦となった。そして、ホンダ・ユーザーのジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が見事ポールポジションをつかんだ。ポール以外にも、予選3、4、5位はアンドレッティ・オートスポートのライアン・ハンター-レイ、タウンゼント・ベル、カルロス・ムニョスで、ホンダ勢はトップ5に4人が食い込んだ。7位もホンダ・ドライバーのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だ。今年の予選はホンダが優勢で、去年までとは立場が逆転した。

 インディ500では、予選と決勝でターボのブースト圧が異なる。決勝はブースト低め=パワーも少し下げた状態で戦う。そのため、予選前に行なわれるプラクティス5日間のうちの4日間は低ブーストで走る(週末の2日間で行なわれる予選の前日からブーストは上げられる)。