ホンダ勢トップの佐藤琢磨。インディ第3戦は「望み得る最高の成績」 (5ページ目)
「プラクティスでの苦戦を考えれば、レースはとてもよかった。イエローが出ず、小さなミスさえ許されない緊迫した戦いがずっと続いていたが、クルーがすばらしいピット作業で頑張ってくれた。予選まででは2種類のタイヤ両方でのパフォーマンスを高くできていなかったが、レースではどちらのタイヤでもトップグループのハイペースについていくことができていた。チャンスを見つけてコース上でのオーバーテイクもできた。上位陣に一切リタイヤがなかった今回、僕らの成績は望み得る最高のものだったと思う」と、琢磨は語る。
ロングビーチでのAJ・フォイト・レーシングの戦いぶりには安定感があった。2カー体制にして2年目のチームが、総合力を上げていることが感じられた。琢磨のポイント・スタンディングは9位から6位に浮上した。
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