【今日は何の日?】佐藤琢磨がF1フル参戦をスタート
F1デビューイヤーとなった2002年、佐藤琢磨はドライバーズランキング15位だった【2002年3月3日】
モータースポーツ歴5年での快挙
2001年、ジョーダン・ホンダのテストドライバーを務めていた佐藤琢磨が、同チームのレギュラードライバーに昇格し、史上7人目の日本人フル参戦F1ドライバーとして開幕戦のオーストラリアGPに出走した。
佐藤琢磨は19歳まで自転車競技をしていた異色のドライバーで、自転車のインターハイ、大学選手権で優勝という実績を残していた。その後、1996年に鈴鹿サーキット・レーシング・スクール・フォーミュラ(SRS-F)に合格。1997年に首席で卒業すると、全日本F3、イギリスF3などを経て、モータースポーツ歴わずか5年ほどでフル参戦F1ドライバーにまで登り詰めた。
開幕戦の決勝レースはマシントラブルでリタイアし、2002シーズンはその後も苦しいレースが続いたが、最終戦の日本GPで5位に入賞してポイントを獲得。母国のファンの前で結果を出した。