【競馬予想】100万馬券が期待できる七夕賞 ハンデに恵まれた伏兵2頭が高配当を演出か (3ページ目)
昨秋には、GI天皇賞・秋(東京・芝2000m)に出走。10着に敗れはしましたが、ここでも大外枠発走の不利がありながら、上がり3ハロン33秒0の末脚を繰り出して、勝ったドウデュースとはコンマ7秒差。GIIIなら通用する能力を示しています。
先週の追い切りでは、Wコースでラスト1ハロン10秒9をマーク。今週も追い切りでラスト1ハロン11秒8と、動きの質は上がっています。福島は初めてですが、中山での好走実績があり、小回りコースへの不安はありません。一発あっても......」
小田記者が推奨するもう1頭は、セブンマジシャン(牡5歳)だ。
「現在3勝クラスのセブンマジシャンは格上挑戦の身ですが、まずは好走例の多いハンデ54kgというのが魅力。近走も大負けしておらず、前走の3勝クラス・花のみちS(6月15日/阪神・芝1600m)では、初のマイル挑戦ながらブリンカー効果もあって置かれることなく、中団を追走。最後に脚を使って、2着に入りました。
3歳時にはGIII京成杯(中山・芝2000m)3着や、GIIセントライト記念(中山・芝2200m)4着など重賞で見せ場を作っていて、格下感はありません。福島と同形態の小回り・小倉で、勝ちきれないまでも好走例は何度もあります。前走から斤量4kg減という優位性を生かせれば、チャンスは十分です」
夏の「福島名物」七夕賞は、今年も高配当が飛び出すのか。ここに挙げた軽ハンデが魅力の2頭が斤量を背負った人気馬を出し抜いて、その一端を担ってもおかしくない。
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