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【競馬予想】100万馬券が期待できる七夕賞 ハンデに恵まれた伏兵2頭が高配当を演出か (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu

 ハンデ57.5kgのドゥラドーレス(牡6歳)、パラレルヴィジョン(牡6歳)は何とか狙える範囲ですが、決して有利とは言えません。そういう意味では、悩みどころ......。

 理想ハンデの57kgは、シルトホルン(牡5歳)のみ。ただ、同馬は過去10年勝ち馬がいない前走1着馬。その点をどう見るか、でしょうか」

 では、今年の波乱の主役となるのは、どの馬か。小田記者は「オッズ妙味も考慮して、ハンデの恩恵がある穴馬に注目したい」と言って、2頭の名前を挙げた。

「1頭目は、ニシノレヴナント(せん5歳)。前走のGII目黒記念(6月1日/東京・芝2500m)15着で人気急落は必至でしょう。

七夕賞での大駆けが期待されるニシノレヴナント photo by Eiichi Yamane/AFLO七夕賞での大駆けが期待されるニシノレヴナント photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る ただ、目黒記念当日はCコース替わり1週目とあって、特に"内&前"に行った馬が活躍。同じ日に行なわれた日本ダービーでも13番枠から早めに好位3番手を確保したクロワデュノールが完勝しました。

 そんななか、ニシノレヴナントは大外18番枠を引いた時点で、正直苦戦は否めませんでした。実際、10番人気と戦前の評価も低調。レースでは序盤で脚を使って好位で運びましたが、最終的に枠のロスが響いて、最後の直線では脚をなくした形となりました。

 それでも、2走前のオープン特別・大阪-ハンブルクC(4月13日/阪神・芝2600m)では、今回と同じ斤量55kgで目黒記念も制した人気のアドマイヤテラにコンマ1秒差の2着と好走しています。

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