【競馬予想】高速決着必至の北九州記念 上り調子の「姉弟」が高額配当を運んでくる (3ページ目)
吉田記者が推奨するもう1頭は、ヤマニンアンフィルの半弟で、同じく斉藤崇史厩舎が管理するヤマニンアルリフラ(牡4歳)だ。同馬も前走の3勝クラス・淀S(5月4日/京都・芝1200m)を勝って、今回が重賞初挑戦となる。
「先週の追い切りでは、坂路でビシッと追ってラスト1ハロン11秒5を計測。今週もラクな手応えでラスト1ハロン11秒6をマークし、状態のよさは際立っています。昨秋から芝・ダートの短距離戦で好走を続けており、ここに来ての充実ぶりは目を見張るものがあります」
ヤマニンアンフィルの他にも、3つ上の兄にはリステッド競走で奮闘しているヤマニンサンパがいて、ひとつ上の兄はダートの重賞勝ちがあるヤマニンウルス。兄姉の多くがオープン入りを果たしており、潜在能力の高さは明らかだ。
「ヤマニンアルリフラは芝・ダートを問わず結果を残していますが、今の充実ぶりからして、芝1200mの時計も大きく詰められる算段。ハンデ55kgも手頃ですし、攻め気配のよさから新たな一面を見せて、勝ち負けを演じる可能性も十分にあると見ています」
今年も波乱必至の北九州記念。"ヤマニン"姉弟の大駆けがあるのか、注目である。
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