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【競馬予想】オークスで高配当の使者となるのは? データから導き出された3頭の穴馬 (2ページ目)

  • text by Sportiva

 続いて気になるのは、オープン以上のレースを勝っている馬だ。なにしろ、過去に馬券に絡んだ30頭のうち、26頭もの馬がこの条件を満たしているからだ。

 今回の出走馬でオープン以上のレースを勝っているのは、アルマヴェローチェ(牝3歳)、エリカエクスプレス(牝3歳)、エンブロイダリー(牝3歳)、カムニャック(牝3歳)、サヴォンリンナ、ブラウンラチェット(牝3歳)、レーゼドラマ(牝3歳)の7頭。このうち、先にピックアップしたサヴォンリンナ、人気が予想されるアルマヴェローチェ、エンブロイダリー、エリカエクスプレスは外したい。

 残ったのは、カムニャック、ブラウンラチェット、レーゼドラマの3頭。穴馬としては、いずれも面白い存在ではあるが、ここからさらに絞っていきたい。

 過去の結果、それも最近のレース傾向が色濃く出ている直近5年の結果をあらためて見てみると、馬券に絡んだ15頭は皆、現役時に2400m以上のGIを勝っている馬の産駒だった。

 これに当てはまるのは、キズナ産駒のブラウンラチェットレーゼドラマの2頭。

 ブラウンラチェットは前々走のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日/京都・芝1600m)16着、前走のGI桜花賞(4月13日/阪神・芝1600m)9着と惨敗を喫しているが、2歳時には出世レースのGIIIアルテミスS(10月26日/東京・芝1600m)を快勝。レーゼドラマも前走のGIIIフラワーC(3月22日/中山・芝1800m)で強い競馬を見せて完勝している。ともに大駆けの可能性を秘めている。

 激戦必至のオークス。この時期の3歳牝馬にとっては過酷な芝2400m戦において、ハードなレースが展開されることになれば、思わぬ馬の台頭も十分に考えられる。それが、ここに名前が挙がった面々であってもおかしくない。

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