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競馬・新春の大予想! 3歳牡馬クラシック――皐月賞、ダービーで戴冠を遂げるのは? (2ページ目)

太田尚樹記者(日刊スポーツ)

◆皐月賞=クロワデュノール(牡3歳/父キタサンブラック)
◆ダービー=クロワデュノール

 主戦の北村友一騎手曰く、「新馬の時から欠点がないような馬。総合点が高いと思っていました。全部がいいですね」。

 この言葉のどおり、クロワデュノールには隙がないですね。昨年末のホープフルSではトリッキーな中山・内回りも、難なく克服して見せました。

 母ライジングクロスは、英国の長距離GⅡパークヒルSの勝ち馬。英オークス(芝2400m)2着や愛オークス(芝2400m)3着の実績もありますから、血統的に2400mへの不安もありません。

 キャリア3戦ですべて行きたがるそぶりを見せていますが、3戦ともスローペースでしたから許容範囲でしょう。ここまでの実績、血統、レースぶりから、春の二冠は濃厚と見ます。

 余談かもしれませんが、この馬について覚えておきたいのが"輸送後に体重が増える"ということです。ホープフルSでは、当週水曜時点の事前発表馬体重が492kgで、当日は496kgでした。

 管理する斉藤崇史調教師によると、東スポ杯2歳Sでも週中は496kgだったそうですが、当日は504kg。まったく輸送を苦にしないのも頼もしい限りです。

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