夏競馬「福島」「小倉」の種牡馬成績トップ20 過去5年の傾向から見えてくる攻略法 (3ページ目)
【小倉・芝】
続いては小倉・芝。上位の顔ぶれは総合ランキングと大きく変わらない印象で、特に重賞戦線で狙いたいのが2位ロードカナロア。直近でも、2020年のGⅢ小倉記念(アールスター/10番人気)、2021年のGⅢCBC賞(ファストフォース/8番人気)、2022年のGⅢ北九州記念(ボンボヤージ/16番人気)、2023年GⅢ小倉2歳S(アスクワンタイム/5番人気)と4年連続で重賞を勝利している。比較的人気薄の馬が勝利しているのも注目だ。
11位以下で注目しておきたいのが、勝率トップの12位キタサンブラックだ。産駒の初出走は2021年なので、わずか3年での成績だけに優秀だ。10勝の内訳を見ると8勝が1800m、2勝が2000mで、うち2歳戦が7勝となっている。
人気馬の勝利が多く、2022年にはガイアフォースが1勝クラスの国東特別(2000m)をコースレコードで圧勝し、続くGⅡセントライト記念(中山・芝2200m)を勝利。同年に2歳新馬戦(1800m)を勝ったラヴェルは、続くGⅢアルテミスS(東京・芝1600m)でリバティアイランドを下すなど、秋の重賞ウイナーがそのきっかけをつかむ地でもある。
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