竹俣紅アナの初めての「推し活」 GIマイルCSの注目馬についても聞いた (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 10月21日、土曜日。なぜこの日を選んだかと言えば、私の推し馬、シャンパンカラーが富士Sに出走予定だったから。競馬にハマって以来、初めての"推し活"です。

 事前にスマートシートを予約して、オペラグラスも購入し、あとは当日を迎えるばかりと準備万端整っていました。ところが、シャンパンカラーが出走回避!?

 関連ニュースを見ても、その理由がはっきりとせず、心配で仕方なかった私は「じゃあ、他の馬を応援しに行こう」という気にもなれず、自宅でテレビ観戦することに......。初の"推し活"は、直前で頓挫となりました。

 密かな夢の実現もあえなく先送り。でも、次なるチャンスがきっとやってくるはず。シャンパンカラーには、今は十分に体を休めてもらって元気に復活してもらい、ぜひリベンジしたいと思っています。

この記事に関連する写真を見る こうしてどんどん競馬が日常になっている私ですが、最近競馬を見ていて以前にも増して面白さを感じられるようになったのは、レース映像から得られる情報が増えてきたからです。

 この馬は前よりいい走りをしているな。この馬は追走が苦しそうだな。そういったことが、馬の様子から少しわかるようになってきたのです。

 たとえば、菊花賞で9番人気ながら4着に粘ったリビアングラス。過去のレースを振り返ってみると、この馬は前々走より前走の走りのほうがスピードを維持できているように見え、まさに成長途上にあることがうかがえました。だとすると、菊花賞本番の日までにさらに成長してきてくれるのではないか? と思ったのです。

 結果的に馬券圏内には入れませんでしたが、人気を上回る着順にきてくれたことで、自分の見る目に手応えを感じることができたレースでした。競馬を見ていてわかることが増えてくると、予想するのも一層楽しくなってきますね。

 そして今週、『みんなのKEIBA』で本命予想するのは、GIマイルCSです。セリフォス、シュネルマイスターなど、豪華メンバーがそろったことはもちろんですが、何より私が知っている馬がたくさん出てくることがうれしいです。

 セリフォスは、とにかく筋肉がすごい。私には馬体の細かな善し悪しはわかりませんが、前走の安田記念の時、筋肉の発達具合は素人目にもわかるほどで、印象的でした。

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