「逆女神」からの汚名返上へ！ 高田秋は天皇賞・秋で「ヒモ穴候補」として大胆にもあの先行馬を選ぶ (2ページ目)

【ヒモ狙いで面白そうな馬は？】

　ということで、天皇賞・秋のメンバーを見た時にまず目が行ったのは、ヒモ狙いで面白そうな１頭でした。

　それが、ガイアフォース（牡４歳）です。今年の春は1600mで走っていましたが、もともとは2000〜2200mの距離が得意な馬。ＧⅡセントライト記念での重賞勝ちもあります。

　何より先行力が魅力で、もし少しでも人気馬が後方で牽制するような展開になれば、前にいるこの馬のスピードが活きるかなと。あくまで２・３着に飛び込む穴馬候補として、ガイアフォースには魅力を感じています！

　一方で実績馬に目を移すと、やはり外せないのがイクイノックスですよね。

　ＧⅠ４連勝の内容は完璧ですし、そのなかにはドバイで圧勝したレースもあります。東京の芝2000mという舞台を考えても、大きな不安は見当たりません。昨年の天皇賞・秋も制していますから。今回の枠順も７番と問題ないですし、この馬の力はきちんと発揮できそう。イクイノックスが馬券から外れるケースはどうしても考えにくいんです。

　何より、鞍上のルメール騎手には逆らえません。菊花賞のドゥレッツァを見たら、たとえ圧倒的な人気になっても、外枠からのスタートになっても、素直に従うのが一番だとつくづく思いました。穴党としてはつらいですが（笑）。ということで、イクイノックスも馬券に入れる予定です。

　もしその最強馬を負かす可能性があるとしたら、ドウデュースしかいないと思っています。基本的にはイクイノックスが上だと見ていますが、ダービーもドウデュースが直接対決を制していますし、肉薄するならこの馬かなと。同世代の２頭がそろって上位に入ることも十分ありますよね。