高田秋が天皇賞・春で新装・京都競馬場「初当たり」を狙う! 長距離戦に「相性バッチリ」な4頭は? (3ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●連勝コンビで期待大

 その他の馬で目がいくのは、シルヴァーソニック(牡7歳)です。昨年の天皇賞・春では、スタート直後に競走中止。カラ馬のまま走り続けハラハラしたのですが、そのあと、休養明けで挑んだGⅡステイヤーズSではいきなりの勝利を飾りました。

 続いて、サウジアラビアのGⅢレッドシーターフハンデキャップに出走して、また勝利。海外の地でも強さを見せつけました。

 ステイヤーズSは3600m、レッドシーターフハンデキャップは3000mと、どちらも長距離戦。それ以前も3000m以上のレースでは安定していて、もっぱらスタミナ勝負が得意な馬です。今回も十分通用しそうですよね。

 何より、連勝した2戦でコンビを務めたダミアン・レーン騎手が今回も騎乗するのは大きい。長距離戦は人馬の息を合わせることが重要ですし、相性バッチリのコンビで3連勝を目指すのは頼もしい限りです。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る