高田秋が天皇賞・春で新装・京都競馬場「初当たり」を狙う! 長距離戦に「相性バッチリ」な4頭は? (2ページ目)

  • 河合 力●取材・文 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●新装・京都と相性よし?

 次に気になるのは、人気のないところでブレークアップ(牡5歳)ですね。

 昨秋に3勝クラス、そしてGⅡアルゼンチン共和国杯と連勝して、重賞ウィナーの仲間入りを果たしました。

 そのあとに挑んだ有馬記念はしんがりの16着と敗れて、トップクラスの高い壁に阻まれましたが、それ以来となった今年3月のGⅡ阪神大賞典は、勝ったジャスティンパレスにコンマ3秒差の3着と健闘しています。

 ジャスティンパレスや2着のボルドグフーシュは今回、上位人気に名を連ねていますが、その馬たちに僅差の勝負をしていたのなら、ここでも通用していいはず。ゴール前までしっかり伸びていましたし、力のあるところを見せてくれましたよね。

 前走はマイナス10kgの馬体重でしたが、無駄のない体つきになってむしろ好材料だったのでは、と思っています。今回も状態をキープしていれば、期待は高まりそうですね。

 先行するパターンの競馬が多いので、京都のきれいな馬場状態とも相性がいいのではないでしょうか。

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