100万馬券続出の七夕賞。穴党記者は福島巧者の穴馬2頭に高額配当の夢を託す (2ページ目)
前走のGI戦では惨敗を喫するも、GIII戦の今回は巻き返しが見込めるヒュミドールこの記事に関連する写真を見る GI初挑戦となった前走のGI大阪杯(4月3日/阪神・芝2000m)は15着と惨敗も、さすがにメンバーが強力すぎました。力の要る馬場で前半1000mが58秒8というハイペース。これまでも速い流れは経験していますが、そこはクラスの壁にぶつかった印象が強いです。
そこからリフレッシュして臨むのは、GIII戦。変わり身は十分にあると踏んでいます」
戦う相手がラクになるのはもちろんのこと、先にも触れているとおり、コース替わりもヒュミドールにとってはプラスに働くと松田記者は見ている。
「小回りコースの福島、小倉では勝ち星を挙げており、それぞれのコースで行なわれた重賞でも2着が1回ずつあります。小倉での勝ち鞍はダート戦ですが、器用さの求められるコースで立ち回りのうまさを生かしてのものでした。
福島の重賞2着というのは、今回と同じ舞台で行なわれた昨秋のGIII福島記念。勝ったパンサラッサが作り出した1000m57秒3という激流のなか、離れた6番手からしぶとく脚を伸ばしてきました。特殊な展開でも力を出せたことを思えば、舞台適性の高さは明らかです。
この中間は放牧効果もあって、動きが一段と鋭くなりました。先週の時点で、ウッドコースで自己ベストに肉薄する65秒8-11秒6という好時計をマーク。1週前にしっかりと時計を出して、当該週は調整程度の調教をこなす近走のパターンもきちんと踏襲できています。
開催2週目の今週はまだ、先週同様に先行有利が続くはず。ハンデも手頃な56kgと許容範囲。ヒュミドールの一発を期待したいです」
2 / 3