CBC賞は今年も高速決着か。穴党記者は高額配当が見込める「大穴」牝馬2頭をオススメ (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 タマモティータイムがこれまでに挙げた全3勝はすべて小倉・芝1200m。最も得意とする舞台ゆえ、大駆けへの期待は一段と膨らむ。

「今年は、3勝クラスの巌流島S(1月30日/小倉・芝1200m)で16着、同じく3勝クラスのやまびこS(4月16日/福島・ダート1150m)で15着と惨敗続きですが、3歳時には夏の小倉で連勝を飾っているように、牝馬らしく暑い季節に調子を上げてくるタイプ。50kgという軽ハンデも魅力で、持ち前の先行力を生かしきることができれば、高速馬場での粘り込みが大いに期待できます。大穴をあけてもおかしくない存在だと思いますよ」

 タマモティータムの近親には、短距離路線で活躍したタマモホットプレイ、タマモナイスプレイといった叔父がいて、この舞台で好走できる血統的な裏づけもある。

 波乱含みの短距離ハンデ重賞。「夏は牝馬」といった格言どおり、ここに挙げた2頭が周囲をアッと言わせるような激走を見せるのか、注目である。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る