「健康体」のブラストウェーブは全兄ブラストワンピース以上の活躍が期待される大器 (2ページ目)
さらにトレセンで追い切りを始めると、その評価は一段と増しているという。トラックマンが続ける。
「坂路追い、コース追いともに、乗り手の感触は『かなりよかった』とスタッフ。調教時点で540kgを超える大型馬ですが、『その重さを感じさせない走りを見せている』と手放しで称えていました。
兄のブラストワンピースはこの時期に動けず、デビューしたのは秋。また、ツメの不安も抱えていたのですが、ブラストウェーブはそういった問題もなく、『健康体であることも好材料』と最後まで期待の大きさを感じさせる口ぶりでした」
初陣の予定は、6月25日の2歳新馬(東京・芝1800m)。鞍上は、兄ともコンビを組んでいた川田将雅騎手が務める。
早期デビューとなり、兄以上の活躍が見込まれているブラストウェーブ。初戦から評判どおりの走りを見せることができるのか、必見である。
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