2022.05.22

堤礼実アナがオークスで注目している馬とは?「桜花賞の走りを見て次走が楽しみになった」

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第35回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、熾烈な争いとなった牝馬クラシック第1弾の桜花賞を振り返ってもらいつつ、第2弾のオークスで注目している馬などについて話をうかがった――。

「HERO IS COMING.」

 今年のJRAのキャッチコピーです。

 以前も、「私のなかでこのキャッチコピーがしっくりきている」という話をしましたが、最近ますますその思いを強くしています。

 というのも、今年のGIレースでは1番人気の馬がなかなか勝てず、その一方で、人気順を覆して意外な馬が次々と勝っていく――そんな流れは、止まるどころか、むしろ勢いを増しているように感じるからです。

 まさに、"ヒーローがやってくる"をレースのたびに実感しています。

 3歳牝馬の一冠目、GI桜花賞を勝ったのも、7番人気のスターズオンアースでした。混戦と目されていた今年の桜花賞にあって、この馬も上位候補の一頭だとは思っていましたが、正直なところ、こうして勝ってしまうとは驚きました。

 最後は内を行く2着のウォーターナビレラ、3着のナムラクレアの2頭を横目に見ながら、見事な差しきり勝ち。鮮やかな勝ち方は本当にかっこよく、その名のとおりのスター性を感じました。鞍上の川田将雅騎手も、この馬の能力を存分に引き出す、さすがの騎乗でした。

 とはいえ、勝負は紙一重。負けた馬のなかで個人的に気になったのは、4着のサークルオブライフです。

 桜花賞は外枠が不利と言われているうえ、今回の馬場状態は外があまりよくなかったと聞いています。当然、8枠のサークルオブライフは大変だったと思いますが、それでも最後の直線ではグッと伸びてきました。結果は惜しくも馬券圏外でしたが、内容的に見て、次走が楽しみになる走りだったと思います。