弥生賞は血統から「中山・芝2000m」の適性を見る。サウジカップ開催で2勝した旬の血統にも期待

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 ラーグルフは祖母の父にもエピファネイアのシンボリクリスエスが入り、ロベルトを5×5でクロス。シンボリクリスエスは先日のサウジカップ開催で重賞勝ちを果たしたオーソリティ(父オルフェーヴル)、ソングライン(父キズナ)の母の父でもあり、"旬"の血統とも言え、期待したい。

 もう1頭はリューベック(牡3歳/栗東・須貝尚介厩舎)を推す。同馬は昨年7月の新馬戦(函館・芝1800m)で勝ち上がり、3戦目の前走、若駒S(中京・芝2000m)を勝利しここに臨む。前走は約4カ月半ぶりのレースでプラス18kgの馬体重だったが、キッチリと勝ち上がり成長を感じさせた。

 父ハービンジャーの産駒には有馬記念のブラストワンピース、GⅠ香港Cのノームコア、GⅠ秋華賞のディアドラなどがいる。中山・芝2000mの重賞ではノームコアとディアドラがGⅢ紫苑Sを、ベルーフとプロフェットがGⅢ京成杯を勝利。ペルシアンナイトがGⅠ皐月賞で2着に入っている。

 リューベックは前述のディアドラの全弟で、いとこに2009年の弥生賞、日本ダービーを制したロジユニヴァースがいる血統。この馬も中山・芝2000mの適性は申し分ない。

 以上、今年の弥生賞ディープインパクト記念は血統的にコース適性が高いラーグルフ、リューベックの2頭に期待する。

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