2022.02.12

共同通信杯の狙い目は、信頼度が高まる「過去データ」が示す3パターンから浮上した穴馬4頭

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 3歳クラシックの前哨戦のなかでも、特に注目度の高いGIII共同通信杯(東京・芝1800m)が2月13日に行なわれる。

 周知のとおり、同レースが注目されるのは、ここで好成績を残した馬たちがのちにクラシックを制することが多いからだ。昨年も、勝ち馬エフフォーリアがGI皐月賞(中山・芝2000m)を、3着に入ったシャフリヤールがGI日本ダービー(東京・芝2400m)を勝っている。

 そういった歴史もあって、共同通信杯は"堅いレース"といったイメージがある。しかし、過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気はわずか1勝。ふた桁人気の大穴が台頭することは少ないが、4番人気以下の伏兵がしばしば馬券圏内(3着以内)に入っており、ひと筋縄ではいかないレースと言える。

 ならば、今年もひと波乱を期待して好配当を狙ってみるのも悪くない。そこで、過去10年の結果を参考にして、今回のレースで激走を果たしそうな伏兵馬をあぶり出してみたい。

 まず注視したいのは、ディープインパクト産駒だ。

 ディープインパクトと言えば、もはや説明不要の偉大なる種牡馬である。JRAのマイル以上の重賞では、同産駒がほとんどのレースで好成績を収めている。

 なかでも、別格の強さを見せているのが、共同通信杯。なにしろ、過去10年連続でディープ産駒が馬券圏内に入っているのだ。

 その相性のよさを考えれば、ディープ産駒は無視できないが、今年はディープ産駒の参戦はない。それでも、母父ディープインパクトという馬が2頭出走する。今回はこれらに期待したい。

 アバンチュリエ(牡3歳)とレッドモンレーヴ(牡3歳)である。

 アバンチュリエは新馬勝ちを決めたあと、1勝クラスのベゴニア賞(11月28日/東京・芝1600m)で3着、オープン特別のジュニアC(1月5日/中山・芝1600m)で4着に終わっているが、ともにメンバー最速の上がりをマーク。決め手はここでも見劣らない。