グランアレグリアに「凡走のリスク」。安田記念は穴党記者が推す4頭の出番だ (4ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 木南記者ももう1頭、"大穴"として気になる馬がいるという。

ダイワキャグニーせん7歳)です。古い話ですが、4年前にダービートライアルとなるプリンシパルS(東京・芝2000m)を勝った時は、将来GIで勝ち負けする馬だと思っていました。それだけの素質はあると見ています。

 そして、2018年、2019年とオープン特別のメイS(東京・芝1800m)を連覇。昨年はGIIIエプソムC(東京・芝1800m)で見事な勝利を飾るなど、この時期の東京は走る馬です。

 昨夏に去勢して、いろいろとかみ合ってきたのか、前走のマイラーズCでは右回りでも4着と健闘。1週前の動きもかなりよく見えました。大駆けがあっても......」

 はたして、マイル界の絶対女王グランアレグリアを打ち破る馬はいるのか。もしそれを実現する馬がいるなら、ここに挙げた4頭の中から出てくることを期待したい。

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