2021.06.04

安田記念は人気落ちGI馬と上がり馬がオイシイ配当を運んできてくれる

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 春のマイル王を決めるGI安田記念(東京・芝1600m)が6月6日に行なわれる。

 前評判からすると、昨年の最優秀短距離馬で、前走のGIヴィクトリアマイル(5月16日/東京・芝1600m)を圧勝したグランアレグリア(牝5歳)が断然の人気を集めそうだ。だが、過去のレースを振り返ってみると、ひと筋縄ではいかないレースであることがよくわかる。

 JRA史上最多のGI通算9勝を誇るアーモンドアイですら、圧倒的な人気を集めた一昨年、昨年ともに3着、2着と苦杯を舐めている。さらに、過去10年の結果を見てみると、3連単では10万円超えの高配当が6回もあり、8番人気以下の伏兵がしばしば馬券圏内(3着以内)に絡んでいるのだ。

 だとすれば、今年も伏兵馬の台頭に期待して、オイシイ馬券を狙ってみるのも悪くない。そこで、過去10年の結果を参考にして、今回の安田記念で躍動しそうな"穴馬"をあぶり出してみたい。

 まず目につくのは、"人気落ちGI馬"の激走だ。

 2012年に13番人気で、2014年には16番人気で2着に入ったグランプリボスをはじめ、2016年に8番人気で1着、2017年にも8番人気で2着となったロゴタイプ、2018年に5番人気で、2019年には3番人気で2着となったアエロリットらがいい例となる。

 ということで、今年も人気落ちが予想されるGI馬は狙い目。そして、1番人気と目させるグランアレグリアの単勝オッズが1倍台になると考えると、同馬以外の出走予定のGI馬はそのほとんどが候補となり得る。

 インディチャンプ(牡6歳)、サリオス(牡4歳)、シュネルマイスター(牡3歳)、ダノンプレミアム(牡6歳)、ラウダシオン(牡4歳)がそうだ。いずれも魅力的な存在ではあるが、ここからもう少し候補馬を絞り込みたい。