2021.05.25

サトノレイナス、日本ダービーの勝算は? 国枝栄調教師にズバリ手応えを聞いた

  • 土屋真光●取材・文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 競馬界最高峰の舞台であり、3歳馬の頂点を決するGI日本ダービー(東京・芝2400m)が5月30日に行なわれる。今年は同レースに、GI桜花賞(4月11日/阪神・芝1600m)2着のサトノレイナス(牝3歳)が挑戦する。

 牝馬の日本ダービー出走は、2014年のレッドリヴェール(4番人気12着)以来。勝てば、2007年のウオッカ以来の快挙となる。サトノレイナスでその偉業に挑むのは、昨年までアーモンドアイを管理していた国枝栄調教師。同師に今回、ダービー挑戦の経緯と勝算について聞いた――。

ダービーに挑戦するサトノレイナスダービーに挑戦するサトノレイナス ――前走の桜花賞、サトノレイナスは人気を分け合うソダシ(牝3歳)とともに、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日/阪神・芝1600m)からのぶっつけで臨みました。当初は、その予定ではなかったと聞いていますが。

「もともとは(2月の)東京開催のレースを使う予定でいました。でも、(調整過程で)そこには間に合わないとなって、気のいいタイプだし、相手も牝馬で、コース経験もあるので、『ぶっつけ本番で』という選択をしました。

 GIIチューリップ賞(3月6日/阪神・芝1600m)とかステップレースは他にもありますが、(桜花賞までの)間隔や輸送のことも考えると、実際のところ、使うレースは限られてしまうんですよね。これがもし、距離を延ばして(GI皐月賞で)牡馬を相手にするとなれば、また別の話になったのでしょうが。

 それはともかく、桜花賞に臨むにあたって、レイナスの仕上がり自体はすごくいい感じでいきましたよ」