2021.04.02

大阪杯、過去の激走パターンから浮上する2頭に託す「3強」の一角崩し

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 GI大阪杯(阪神・芝2000m)が4月4日に行なわれる。

 2017年にGIへ昇格した同レースは、それ以前から実績馬が集う舞台として注目され、そうした実績馬や有力馬が期待に応えるケースが多かった。実際、過去10年の結果を振り返っても、1番人気は4勝、2着2回、3着2回、2番人気は3勝、2着2回、3着2回と、上位人気馬がほぼ毎年のように馬券対象の3着以内に入っていて、比較的堅いレースとなっている。

 今年も、昨年の牡馬クラシックで無敗の三冠制覇を遂げたコントレイル(牡4歳)や、スプリント、マイル路線で無類の強さを誇り、現在GI3連勝中のグランアレグリア(牝5歳)、さらにコントレイルのライバルとしてクラシックで上位争いを演じたサリオス(牡4歳)と、現役トップクラスの実力馬が出走。その牙城を崩すのは簡単なことではないだろう。

 ただ、過去10年の大阪杯で1~3番人気が上位を独占したケースはない。6番人気以下の伏兵が頻繁に馬券圏内に突っ込んできており、3連単では時に好配当が生まれている。

 ならば、今年も「3強」の一角崩しが狙える穴馬を探し出し、オイシイ馬券を狙ってみるのも悪くない。そこで、GII時代も含めた過去10年の結果を参考にして、その候補をピックアップしてみたい。

 まず、過去の激走馬をチェックしてみると、主に2つのパターンがあることがわかった。ひとつは、前走で馬券圏外に沈んで人気を落としたGI馬。もうひとつは、直近の重賞やオープンレースを続けて好走していながら、「GIでは足りないと見られた」あるいは「メンバーがそろっていた」ため、人気薄になった馬である。

 前者のいい例となるのは、2013年に5番人気で3着に入ったエイシンフラッシュ、2018年に6番人気で2着入線を果たしたペルシアンナイト、2019年に9番人気で勝利を飾ったアルアインらがそうだ。

 後者においては、2012年に6番人気で快勝したショウナンマイティ、2015年に6番人気で3着となったエアソミュール、2016年に5番人気で2着と好走したキタサンブラックなどが挙げられる。