欧州GI2勝の姉を持つセブンフォールドは「鍛えながらよくなる印象」 (2ページ目)
「厩舎スタッフに話を聞くと、『(セブンフォールドは)まだこれからだと思うけど、鍛えながらよくなっていくのでは』とのこと。また、調教に乗って背中の感触を知るスタッフも、『今は鍛えている段階』と話しており、レースを使いつつ、よくなっていくタイプかもしれませんね」
早急に結果を求めるのはどうか、といった現状だが、スタッフの言葉の節々からセブンフォールドの素材のよさはうかがえるという。トラックマンが続ける。
「スタッフによれば、セブンフォールドは『軽めの走りをするイメージ』。フットワークの素軽さには目を引くものがあるようです。距離については、『中距離まで走れそう』とのこと。姉よりも守備範囲は広いかもしれませんね」
初陣は12月19日の2歳新馬(阪神・芝1600m)。福永祐一騎手が手綱をとる。三冠ジョッキーを背にして、セブンフォールドはどんな走りを見せるのか、注目である。
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