「競馬初心者にも印象的だった」堤礼実アナが語る思い出の有馬記念

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第8回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画としてスタートした、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、年末の風物詩でもある有馬記念にまつわる話などを聞いた――。

 今年は新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界的に大変な1年でした。

 日本の競馬界もさまざま制限を受け、長く無観客開催が続きました。観客の入場が認められた現在も、かなり観客数を制限した状態で開催されています。それ以外にも、レースや調教ではイレギュラーな対応をしなければならないことが多かったようです。

 しかし、それにも関わらず、歴史的な偉業が次々に成し遂げられたことは、競馬に携わるすべての人たちが努力を重ね、それぞれができるベストを尽くした結果だったのではないかと思っています。

 世間が暗く、落ち込みがちな状況下でしたが、いくつもの明るい話題が生まれたことは、多くのファンに勇気や笑顔を与えてくれたのではないでしょうか。2020年という年を振り返り、そんなことを感じています。

 さて、今年も残すところあとわずかとなり、年末の風物詩でもあるGI有馬記念(12月27日/中山・芝2500m)が間近に迫ってきました。

 ジャパンカップでの興奮が大きすぎて、ここ最近の私は、若干燃え尽きてしまっていましたが、有馬記念は毎年楽しみにしているレースのひとつです。大一番に向けて気持ちを切り替えていきたいと思います(笑)。

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