ドゥラメンテ初年度産駒で注目の
スワーヴエルメ「時計も反応もいい」 (2ページ目)
スワーヴエルメはすでにトレセン入りし、堀厩舎で調教を重ねている。その動き、さらにスタッフの評価はどうなのか、関東競馬専門紙のトラックマンが伝える。
「スワーヴエルメの初陣は、6月27日の2歳新馬(東京・芝1800m)を予定。現在、本番でコンビを組むダミアン・レーン騎手を背にして調教を行なっています。スタッフは好感触のようで、『調教をするごとに、時計、反応ともよくなっている』とのこと。そのうえで、『乗り味はいいし、調教後も息が乱れない』と話しています。新馬戦は、勝ち負け必至ではないでしょうか」
なお、父ドゥラメンテは気性の激しいタイプだった。加えて、インブリードの多い馬は気性や体質面を不安視されることが多々あるが、今のところ、スワーヴエルメにはそういった心配はないという。先述のトラックマンが続ける。
「走っている際に悪さをしたり、どこか扱いにくかったり、ということはないようです。スタッフは、『最初の調教では少しモタついたけど、やるごとによくなった』と、その成長ぶりに目を細めています。
強いて課題を挙げれば、トモがまだ少し緩いようで、『(デビュー戦となる)レース後のケアをしっかりしたい』とのこと。とはいえ、デビューした"あと"の話が出てくるあたり、陣営の期待の大きさが伝わってきますよね」
ドゥラメンテの初年度産駒であり、特徴的な配合面からも、各方面でクローズアップされているスワーヴエルメ。間近に迫ったデビュー戦は、要チェックだ。
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