2020.06.19

函館スプリントSで美味な穴馬券。
人気薄ベテランと昇級初戦の馬が味付け

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 夏の函館開催が先週からスタート。2週目となる今週、GIII函館スプリントS(6月21日/函館・芝1200m)が行なわれる。

 競馬ファンの多くが想像するとおり、小回りの芝1200m戦、しかも夏競馬の重賞ゆえ、”荒れる”傾向が強いレースだ。象徴的なのは、2015年。4番人気のティーハーフが勝利し、2着に14番人気のアースソニック、3着に12番人気のレンイングランドが突っ込んで、3連単は94万4140円という高配当となった。

 その前年も、8番人気のガルボが金星を挙げて、2着に6番人気のローブティサージュ、3着に4番人気のクリスマスが入って、3連単は87万2270円という高額配当をつけている。

 そうした過去があると、今年も穴馬券で勝負してみたくなる。そこで、過去10年の結果を参考にして、今回のレースで台頭しそうな伏兵馬を探し出してみたい。

 まず期待したいのは、実績豊富なベテランの大駆け。具体的には、JRAでの重賞勝ち、あるいはオープン特別を複数勝っている実績がある、6歳以上の馬の一発だ。

 というのも、こうしたタイプが過去にもしばしば穴を開けているからだ。いい例となるのは、2013年に6番人気で勝ったパドトロワ(重賞2勝、オープン2勝)に、先述した2014年の覇者ガルボ(重賞3勝)、2015年に2着となったアースソニック(重賞1勝)もそう。さらに、2017年に7番人気で3着に入ったエポワス(オープン2勝)も、これに当てはまる。

 これらは、実績は十分ながら、歳を重ねて成績が低迷していたり、単純に上がり目を見込めなかったりして、人気にならなかったケースが多い。ともあれ、実績が示すとおり、底力は秘めている。ピークは過ぎていたとしても、舞台設定やその時の調子次第では、一発の可能性は十分にあったわけだ。