クリスタルブラック、古馬相手にも劣らぬ末脚がクラシックでも炸裂か (3ページ目)
「京成杯では、スタート直後から向こう正面までかかりどおし。頭を上げる素振りも見られました。それでいて、最後にあの伸びですからね。スタッフも、『あんなレースぶりでよく勝ってくれた』と感心していました。折り合いが良化すれば、より一層上を目指せるでしょう」
ちなみに、管理する高橋文雅調教師は、開業9年目にして初の重賞勝利。かつて、大久保洋吉元調教師のもとでスタッフとして働いており、大久保氏と師弟関係にあった吉田豊騎手との絆も深い。それゆえ、初重賞タイトルを吉田豊騎手の手綱によってもたされたことに、ことのほか喜んでいるという。
クリスタルブラックは今後、皐月賞に直行する予定。本番でも、他馬を圧倒する末脚が爆発するのか、注目である。
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