2018.07.06

七夕賞であなたの願いを叶えるのは、
穴党記者が「短冊に記した4頭」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 夏の福島の名物レース、GIII七夕賞(福島・芝2000m)が7月8日に行なわれる。

 実力馬が休養に入る夏場の古馬のハンデ戦ということもあって、かつては「1番人気が勝てない重賞」と評判のレースだったが、過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気は3勝を挙げている。それでも、”荒れる”イメージは依然として強い。

 というのも、頻繁に高配当が生まれているからだ。3連複でも過去10年中8回が万馬券になっており、3連単は過去10年すべて万馬券。うち5回は10万円超えで、2015年には3連複が29万610円、3連単が100万6440円という高配当をつけている。穴党にとっては、まさに”腕が鳴る”レースといえる。

 だからといって、闇雲に人気薄の馬を狙っても高配当を手にできるわけではない。では、どういった馬が狙い目になるのか。スポーツニッポンの「万哲」こと小田哲也記者は、ここ数年で変化してきた”ある傾向”に目をつけている。

「少し前までは開催4週目に行なわれていましたが、2013年から開催2週目に移行。それによって、荒れるレースでも”性格の異なる荒れ方”をするようになりました。

 具体的にいうと、以前は馬場がかなり荒れていて、時計も2分以上かかることが多く、外差しの追い込み馬や、軽ハンデの馬が突っ込んできて波乱になることが多かったんです。それが、ここ最近は開催2週目で馬場管理の技術も向上しているため、おおよそ1分58秒台の速い決着となり、近走不振でも、ある程度の斤量を背負った実績馬が好走するケースが目立っています」

 確かに2013年以降の勝ち馬を見ると、5頭中4頭が57kg、もう1頭が56kgと、それなりの斤量を背負っている。さらに2着馬も、斤量55kgが1頭、56kgが1頭、57kgが1頭、58kgが2頭という内訳になっている。