2018.07.07

七夕賞で年に一度の万馬券。
今年の「織姫馬」はワンブレスアウェイだ

ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

 先週から夏競馬がスタートしました。今年は5月に暑い日が続き、その後一度は暑さも弱まったものの、6月中に梅雨明け宣言。以降、猛暑の日が続いて、例年よりも早く夏を感じますね。

 こうなってくると、暑さに弱い馬は急に調子を落としてしまいます。今年の暑さは強烈ですから、そういう馬が多く出てくるかもしれません。

 それを象徴するかのように、先週の福島開幕週では波乱が続出しました。土日の24レース中、60万円超え3本をはじめ、3連単は10万円を超える高配当が計7本も出ていましたからね。

 先週の福島は、日曜日の気温が36度にまで達したようです。バテ気味になった馬も多かったのではないでしょうか。

 僕も現役時には、夏の福島開催を経験していますが、本当に暑いんですよね。盆地なので、そもそも暑さが溜まりやすいのですが、そのうえこの時期は湿気もあって、数字以上の暑さを感じます。

 今週も週の初めは猛暑日が続きました。美浦トレセン近辺でも、最高気温は常に30度を超えていました。暑さが厳しくなると、トレセン関係者は調教を涼しい時間に終わらせたり、厩舎周りを涼しくするような工夫をしたりして、日々暑さ対策を施しています。

 今は、馬運車もエアコンは完備されていて、輸送中の暑さは昔ほど煩わしくありませんが、この週末の福島競馬場は、再び最高気温が30度になると予想されています。曇りか雨の予報でそれですからね、もし晴れたら、先週並みに暑くなるかもしれません。

 そんな状況で行なわれる重賞は、夏の福島を象徴する七夕賞(7月8日/福島・芝2000m)です。

 昨年は最高気温37度という猛暑のなかで行なわれ、ゼーヴィントが優勝。同馬は、前年の同時期に行なわれた重賞、ラジオNIKKEI賞の勝ち馬でもありました。

 やはり、夏場の実績がある馬は頼りになると思います。また、福島は小回りで、特殊なコース形態です。コース実績があるか、もしくは小回りコースにも対応できる器用な脚が使える馬のほうが有利でしょうね。