稼げるシルクロードS、絶好調の
穴党記者が「お宝配当の5頭」を叫ぶ (2ページ目)
そして今回の鞍上は、同馬をすっかり手の内に入れている中谷雄太騎手。中谷騎手とのコンビでは、11戦4勝、2着4回、着外3回と結果を残しており、ここでもキングハートの力を存分に引き出してくれるはずです」
キングハートは重賞勝ちこそないものの、昨年はGIII函館スプリントS(2017年6月18日/函館・芝1200m)で2着、GIII北九州記念(2017年8月20日/小倉・芝1200m)でも4着と善戦。前走の惨敗で嫌われるようなら、余計にオイシイ存在となる。
日刊スポーツの松田直樹記者は、ハンデよりも展開面を重視する。
「過去10年の結果を見ても、ハンデ57kg以上を背負った馬が5勝していますから、斤量の重さはそこまで気にしなくてもいいと思います。
むしろ、展開に注目して穴馬を導き出したくなるレース。というのも、京都・芝1200mはスタート直後に上り坂があって、3角過ぎからゴールまではなだらかな下り坂が続いていて、序盤で少しでもオーバーペースとなると、先行馬の脚が最後に止まる。要するに、展開次第では差し馬が有利になりやすい舞台なんです。
見事な差し切り勝ちで2016年、2017年と連覇したダンスディレクターもペースを味方につけた印象が強いですし、2015年の2着、3着馬も後方からの追い込み勢でした。今年のメンバーも、セカンドテーブル(牡6歳)、ダイアナヘイロー(牝5歳)、ナックビーナス(牝5歳)など強力な先行馬がそろい、思い切った策が取れる人気薄の差し馬が台頭する流れになりそうです」
そうした見解から松田記者が推奨するのは、マイル戦線から短距離へと路線変更してきたロードクエスト(牡5歳)。
スプリント戦で再び日の目を見そうなロードクエスト
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