穴党記者も悩み抜く新潟記念。「万馬券」は、この6頭の中に隠れている (4ページ目)
今回は、前出の木村記者が推すラストインパクトをはじめ、ソールインパクト(牡5歳)、ハッピーモーメント(牡7歳)、ロイカバード(牡4歳)と、4頭のディープ産駒が登録している。その中で、牧野記者が推奨するのはどの馬なのか。
「他の競馬場ではちょっと足りないようなディープ産駒には、平坦で、プラス直線の長い新潟のコースが結構合うんですよ。今回の4頭の中では、2歳時にGI馬のサトノクラウンや重賞2勝のシャイニングレイと、重賞で僅差の勝負をしていたソールインパクトと、前走のGII目黒記念(5月28日/東京・芝2500m)で3着だったハッピーモーメントが推せます。ともに勝ち味に遅いですが、相手なりに走れる強さがあります」
新潟・芝2000mという舞台が合いそうなハッピーモーメント 日刊スポーツの木南友輔記者も、ここではディープ産駒に目を向ける。
「(新潟の芝レースでは)どうしても前にいけて、速い脚を使える馬を狙いたくなるところですが、新潟記念に関しては、近年の結果を見ても、そこまで前残りを意識しなくてもいいのかな、と思っています」
そう語って牧野記者同様、展開面に利がありそうなハッピーモーメントをまず推す。そしてもう1頭、ロイカバードの名前を挙げた。
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