笠松から小倉競馬へ。「旅打ち」の必勝祈願に最適な博多のモツ鍋

  • 土屋真光●旅人 Traveler&text&photo by Tsuchiya Masamitsu

「夏競馬」珍道中~西日本編(5)

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博多と言えば、やはりモツ鍋博多と言えば、やはりモツ鍋 自画自賛してしまうほどの逆転劇で、最初の笠松競馬をプラス収支で終えた西日本を行く「旅打ち」。笠松競馬場を後にして、一路向かったのは福岡県。当日予約でも1万円前後というLCC(格安航空会社)に感謝しつつ、第2ラウンドの小倉競馬を控えた今夜は、博多の夜を満喫し、しっかりと英気を養いたい。

 博多では、最近少しずつ増えている個室型のカプセルホテルに泊まった。カプセルなのに「個室型」とはこれいかに? 個室とはいえ、正確には簡易宿泊施設のひとつで、部屋ごとにドアはなく、アコーディオンカーテンなどで仕切られている。

博多で宿泊したカプセルホテルの室内博多で宿泊したカプセルホテルの室内 中に入ると、上下2段の宿泊カプセルのどちらかの段が開放されている。例えば、右の部屋に入ると上段がロフトのようになっており、左の部屋に入ると下段が普通のベッドのようになっている。それぞれのベッドが上下に重なっている分、少ないスペースで多くの部屋を確保できる構造となっているのだ。簡易とはいえ、プレイベート感はしっかりと確保されており、広さこそないものの、普通のカプセルホテルのような閉塞感はない。

 しかも小さなデスクもあって、ここでデスクワークや充電もできる。また、ホテル内には大浴場が併設されており、個室風呂よりもゆったりと湯船につかることができるので、夏の暑さと移動の疲れをまとめてとってくれるのがありがたい。

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