街から遠い盛岡競馬場の旅打ちは、
無料バスの発車時刻に注意! (2ページ目)
宇都宮から86もの駅に停まってやってきた盛岡 それにしても、東京からずいぶんと北へ来たはずなのに、盛岡は東京にもまして暑い。気温はおそらく30度は超えているはずで、長旅を終えた身には、この暑さはこたえる。東北の夏は、いつからこんなに東京みたいになってしまったのかと、文句のひとつも言いたくなった。
そこに、さらに追い討ちをかけるような事件発生だ。
予定では、盛岡駅に着いたあと、そこから競馬場までは無料送迎バスを利用することになっていた。
ところが、駅のインフォメーションで教えてもらったバス乗り場へ行くと、バスもなければ、列をなしてバスを待っているはずの競馬ファンもいない。
「おかしい?」
そう思って、バスの時刻表を確かめると、競馬場行の最終がなんと午後1時30分発なのだ!?
早い、早すぎるぞ、と抗議の声をあげたところで後の祭り。
ワタシが長旅に耐えて盛岡に着いたときには、もうとっくに最終バスは出てしまっていたのだ。
はじめは「なんて競馬場だ!」と、怒りの矛先を競馬場に向けたが、事前にちゃんと調べておけば、それくらいはわかること。単に、ワタシがうかつだったのだ。
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