2015.07.13

【競馬】良血リライアブルエース。照準はすでに「日本ダービー」

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

厳選!2歳馬情報局(2015年版)
第7回:リライアブルエース

 6月6日からスタートした、今年の2歳戦線。この世代の馬たちが「大目標」とする、来春のGI日本ダービー(東京・芝2400m)を迎えるのは、まだまだ先の話だ。にもかかわらず、すでにそこに照準を合わせて、着々と準備を進めている素質馬たちがいる。

 その一頭が、リライアブルエース(牡2歳/父ディープインパクト)だ。

早くもダービー制覇を視野に入れている期待馬リライアブルエース。 今年の2歳馬の中でも、とりわけ早くから注目を浴びてきた逸材で、父は言わずと知れた三冠馬(皐月賞、ダービー、菊花賞)のディープインパクト。種牡馬となってからも、リーディングサイヤーの地位をずっと保持している。また、母も現役時代にアメリカのGI戦線で奮闘し(1勝2着1回)、トップクラスの牝馬だったゴールデンドックエー。まさに日本とアメリカを股にかけた良血馬と言える。

 リライアブルエースの注目度が高かったのは、そうした血統背景だけではない。育成段階から目を見張る動きを見せていたことが大きい。育成を担当したノーザンファーム空港牧場の大木誠司氏も、同馬のことを高く評価し、今春の段階で次のような印象を述べていた。

「リライアブルエースは、とても柔らかくて、きれいな走りをする馬ですね。非常に楽しみな存在です。デビューを急ぐ必要はないので、(来春の)ダービーに照準を合わせて調整を進めたいですね。そのくらいの素質を感じています」

 2歳の春先から、「ダービーに照準を合わせて」とコメントされていたリライアブルエース。その後も順調に育成されてきたようで、入厩する時期も近づいているという。