2015.01.21

【競馬】クラシック戦線を血統でひも解く。名牝の仔、孫に注目!

  • 平出貴昭(サラブレッド血統センター)●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Nikkan sports

 この時期はGIレースこそないものの、春のクラシック戦線を占う上で見逃せない注目の3歳戦が目白押し。そういったレースをより楽しむべく、今回は"血統"をキーに、注目の3歳馬を挙げてみたい。

ポルトドートウィユの祖母は名牝エアグルーヴ。 今年の活躍が期待される1頭

 "血統"と聞くと、まず父馬が注目されがちだが、サラブレッドの世界では同じ父でも「兄弟・姉妹」とされず、そう定義されるのは同じ母の仔だけであるということからも、母、祖母など母系の血はとても重要だ。

  近年は特に"名牝の仔・孫"が走る傾向が目立つ。昨年のGI戦線でも、オークス馬シーザリオの仔エピファネイアがジャパンCを、2冠牝馬ベガの孫ハープスターが桜花賞を勝利した。好きだった牝馬の仔や孫を応援するのは、競馬の大きな楽しみの一つである。