2013.03.23

【競馬】高松宮記念、
大本命ロードカナロアの「逆転候補」が見つかった

高松宮記念で一発が期待されるエピセアローム。ダービージョッキー
大西直宏が読む「3連単のヒモ穴」

 春のGIシリーズの幕開けを告げる、高松宮記念(中京・芝1200m)が3月24日に開催されます。

 舞台は、昨年リニューアルオープンした中京競馬場。改修前の競馬場は、僕も現役時代によく乗っていました。

 思い出すのは、ちょうどこの時期の中京は馬場が悪くなるのが早いこと。開幕週こそ、小回り特有の前が有利な競馬が多くなるのですが、2週目以降は天気次第ですぐに内側が荒れて、外差しの馬場になりやすかったんです。ゆえに、直線が短くても、意外に差す競馬が嵌(はま)るコースでした。改修してコース形態が変わっても、気候は変わらないので、今もその傾向はあると思います。

 改修直後の昨年は、絶好の馬場を保っていましたが、すでに使い込んでいる今年は、開幕週から比較的差しの決まる馬場になっています。3週間の短い開催とはいえ、最終日に行なわれる高松宮記念は、やはり外から差してくる馬に注意したいところです。

 ただし今回は、馬場に関係なく、問答無用に強い馬がいます。圧倒的な1番人気が予想される、ロードカナロア(牡5歳)です。

 デビュー当初はスピード任せの競馬をしていましたが、完全に本格化した今は道中かかるどころか、快勝した前走の阪急杯(2月24日/阪神・芝1400m)では、"遊び(気を抜くこと)"を見せるシーンもありました。遊びがあるということは、距離の融通も利くと思うので、今ならマイル(1600m)くらいまでなら戦えるのではないでしょうか。

 高松宮記念のあと、安田記念(6月2日/東京・芝1600m)に出走したとしても、同じパフォーマンスを見せられるかもしれません。ロードカナロアはそれほどの馬で、単なるスプリンターではとどまらない、本当に楽しみな1頭です。

 そんな大本命馬がいる高松宮記念ですが、「ヒモ穴馬」には冒頭でも触れたとおり、外から差してくるイメージが浮かぶ馬に食指が動きます。中でも、過去にロードカナロアに勝った実績のある、ドリームバレンチノ(牡6歳)、サンカルロ(牡7歳)、エピセアローム(牝4歳)といった面々が、その候補になります。