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【木村和久連載】ゴルフ『リア充』宣言のススメ。スコアや飛距離の呪縛から逃れよ! (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 他、アベレージのシニアグループなども、イキイキとゴルフをしていて実に羨ましい。70歳を過ぎてゴルフができること自体が、もはや人生勝ち組なのだなと思います。

 さしずめ、気分は相田みつを先生状態。「しあわせは、いつも自分のこころがきめる」という境地に達しつつあるのです。

 自分がスコアやゴルフの技術、飛距離の呪縛にとらわれていたのは何だったのでしょうか。今や考えを改めて、ゴルフ"リア充"生活をやろうと心かげるようになりました。

 では、ゴルフ"リア充"とは何ぞや。どうしたらそれが実践できるのか、考察してみたいと思います。

(1)まず「リア充」宣言から始める
 もう他人とはスコアを競いません。叩いてもくよくよしません。コンペの成績もさほど気にせず、決してニギリなどはしない、ということです。

 スコアやハンデは、他人との腕前を比較する指標です。それに立ち向かわないことにしました。

 原点に立ち返り、ゴルフをそこそこのペースでプレーできている――まずはそのことに感謝し、「ゴルフ"リア充"宣言」をしたいと思います。

(2)目標は自分で設定する
 ゴルフ"リア充"宣言をするのはいいのですが、やはり自分に対して、持続可能な目標を設定しないといけません。ダラダラとゴルフをやっていても引き締まりませんから。

 個人的には、コンスタントに100切りを続け、たまの80台達成が目標です。それに向けての練習は月2回程度、ラウンドは月1~2回程度、年間20ラウンドが目標です。

 もちろん、ノルマではありません。加えて、結果も二の次。ただただ丁寧なゴルフを心がける。

 たとえば、林に入ったら、欲張らないで横に出す、でいいのです。もう無理なゴルフはしないと決めました。

 そんな"攻めないゴルフ"をやり始めたら、不思議なことに大叩きが減りましたね。

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