2021.03.11

【木村和久連載】コロナ禍に芽生えた練習場通いで思わぬメリット発見

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第296回

 年が明けて緊急事態宣言が再発令され、さらに延長されたことによって、最近はゴルフの誘いがめっきり減りました。あまりに誘われないから、嫌われているのかと思いましたが、3月には予定が入ったので、ひと安心です。

 それで、家でゲームをやっているのも飽きてしまい、仕方がないので練習場にでも行くか、となった次第です。若い頃、ゴルフの練習は毎週やっていたので、今は「もういいや」と思っていましたが、いざ行ってみると案外楽しいじゃないですか。

 というわけで、今回は練習場周りのお話をしたいと思います。まず、課題はこれです。

(1)飽きないようにするには
 練習場は嫌いじゃないけど、同じパターンで打つので、どうしても飽きてしまいます。

 そこで今回、いろんなゴルフ場に行くように、練習場も近所の知らないところを訪ねてみました。これが、案外面白かったのです。

 ある練習場では、本格的なバンカーがありました。バンカー練習場は有料なので、使用料金を払えば貸し切り。混むことはありません。当然、ギャラリーもいない。つまり、下手なバンカーショットを思う存分打てて、いろいろと試行錯誤しながら練習できるというもの。これは、使えましたね。

 そんなわけで、3カ所ほど練習場の行きつけを作って、ローテーションで回ることにしました。

 そうなってくると、都会型練習場の象徴となる神宮外苑の練習場にも行ってみたくなりました。昔、千駄ヶ谷にオフィスがあった頃はよく顔を出していました。

 練習場は2つあって、特に神宮第二球場を使った西練習場は野球のグラウンドめがけてボールを打つ、独特のスタイルとなっています。一塁側の打席からレフトスタンドに向かって打つような形になっていて、7番アイアンでもホームラン。プロの野球選手より、自分の打ったボールが飛ぶって、ある意味、自信がつきますよね。この飛距離のアドバンテージがゴルフの魅力なんだと、改めて認識したりもして。