2021.02.04

【木村和久連載】コースを褒めてほしいメンバーさんへの有効な対処法

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第291回

 今回は"なぞかけ"から、始めましょう。

「ゴルフのホームコースとかけて、自分のペットと解く」
 その心は?
「なんだかんだ言って、褒めてほしい」となります。

 ゴルフ場のメンバーになった暁には、友だちをホームコースに呼びたいじゃないですか。そしてその際には、たとえアップダウンがキツくても、料金がバカ高くても、ガラの悪い客が多くても、「なかなか素敵なコースですね」と言われたいんですね。

 ペットを溺愛する人も、たとえ、飼っている犬がずんぐりむっくりしていても、ちょっとブサイクな顔をしていても、「可愛いワンちゃんですね」と言われたい。ホームコースを持っている人たちの気持ちは、それとほとんど同じです。

 私も過去に2回、倶楽部のメンバーになりました。やっぱり連れてきた友だちには、褒めてほしい。というか、褒めてほしいから呼んだ、と言っても差し支えないでしょう。

 私の所属していたコースは、そこそこ名の通ったコースで、褒める箇所もわかりやすく、連れて来られた人も、お世辞ポイントを探すのに苦労しませんでした。

 もちろん逆に、自分がどこぞのコースに呼ばれて、今度は自分が褒めなければいけない立場になってしまう、ということもあります。多くは無難にコースを褒め称えますが、ごくたまに何をどう褒めていいのか、悩んだりする場合があります。

 そういう時は、どこを褒めたらいいのかヒントをもらいに、呼んでくれた人をヨイショします。「なかなか雰囲気がいいコースですね」と、無難な褒め言葉を散りばめるんですね。

 ただこうした場合はおおよそ、こちらの"誘い"をつかみにして、相手が訳のわからぬ自慢を展開し始めます。「ここはいろんなライから打てて、いい勉強になる」とか。それって、単にアップダウンがきついだけではないか!? と思うんですが、「打ち応えがありますね~」と、お世辞を言っている自分がいたりして......。

 このように、ゴルフ場のコースの褒め方は"ものは言いよう"です。