【木村和久連載】ゴルフとSNSの微妙な関係。思わぬ問題も起こりうる
専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第218回
ゴルフにおいては、ラウンドする時間よりも、SNSでつぶやいている時間のほうが長い。最近は、そんな気がします。
1年、365日。ゴルフが好きだからって、そのうち何日ラウンドするでしょうか? せいぜい50日か、多くても80日ぐらいですよね。
一方、SNSはどうでしょう? ほぼ毎日、スマホをいじっています。SNSで何かしらつぶやいているし、メールや写真のやり取りを頻繁にしています。
私に限らず、ゴルフが趣味の方なら、その話題が半分ぐらいを占めると思います。結果、ラウンドするよりも、SNSでゴルフについて触れていることのほうが多くなるわけです。
そのSNSですが、ゴルフでどのように使われることが多いのか。その点について、考察してみたいと思います。
呟きや報告で多いのは、やはりこれでしょう。
(1)ラウンドレポート
私も、どこぞの名門コースに行った際には、そこでラウンドしたことをたまに報告します。叩くことが多いので、スコアについてはあまり触れません。いいときがあれば、「ハーフで42が出た。うれしい」とか、その程度です。
一方、スコアにこだわる人やシングルさんは、コース自慢もさることながら、「ハーフでボギー3つ。まあまあか」なんて、さりげなく書いてあって、あんぐりです。そちらは「ハーフ39でまあまあ」と言いたいのでしょうが、こっちは「ハーフ30台なんて、盆暮に1回出ればマシ」ですねん。
こうした腕前自慢が、SNSでは頻繁に見受けられます。
SNSは個人の情報を発信しているので、マナーや法律に触れなければ、何を書いても構いません。けど、そうした腕前自慢を見せられるほうとしてはね、「ちょっと自慢が多いんじゃない?」と。「なんで、いつもあなたの武勇伝を見なきゃならないのかしら」と思うわけです。しかも、多くの方は面識がないので、まるっきり他人事でしかないですし。
(2)友だち申請されて......
私のSNSは、90%以上、友だち申請されたものです。元来、面倒くさがり屋なので、こちらから申請することはさほどありません。
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