2018.09.28

【木村和久連載】セルフか、
キャディー付きか、どっちがいいですか?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第173回

 最近のラウンドは、ほとんどがセルフプレーですよね。

 超名門倶楽部では、必ずキャディーが付くことになっている、というところもありますが、それは一部です。多くは、キャディー付きプレーか、セルフプレーか、どちらかを選べるようになっています。

 そもそも、バブル景気の頃に活躍していたキャディーさんが続々と定年を迎えています。そうして減ったキャディーを、コースが補充するのか? というと、そんなことはありません。お客さんがキャディー付きプレーをやりたがらない――要するに、さほど需要がないのです。

 コース側としても、どうせ雇うなら、フロントやレストランで働いてくれる若くてキビキビした女性を雇いたいのでしょう。

 キャディーが絶対に必要な場合、例えば月例などの競技のときには、不足分を派遣キャディーでまかなってやりくりしています。だから、平日に50人もキャディーがいるコースなんて、もはや皆無に等しいです。

 全員キャディー付きのコースでも、その日の予約状況で出勤が決まります。つまり、予約客のないキャバ嬢は店に来られないのと一緒なんですなぁ……。

 我々にとって、キャディーさんがいなくても、プレーにはほとんど支障はありません。というわけで、キャディーさんがいるメリットとデメリットを比較しながら、セルフプレーの醍醐味を考えたいと思います。

(1)グリーンのライン読み
 ズバリ、キャディーさんがいて役立つ最大のメリットは、これです。コースのキャディーさんは、確かにグリーンを熟知している人が多いです。