2018.06.17

14年前の全米オープン。丸山茂樹は
絶望的コースをどう攻略したのか

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 今季のメジャー第2戦、全米オープン(現地時間6月14日~17日)がニューヨーク州のシネコックヒルズGCで開催されている。

 マンハッタンから東へ約2時間、ロングアイランドの東端近くに位置する同コースは、1891年に創設された。大会を主催するUSGA(全米ゴルフ協会)の初期メンバー5コースのひとつで、1896年には第2回全米オープンを開催。長い歴史を誇る超名門コースだ。

 全米オープンが開催されるのは、今回で5度目となる。前回行なわれたのは2004年。当時34歳の丸山茂樹が初日からトップに立って、「日本人初の男子メジャー勝利なるか」と沸き上がったことが、今なお鮮明に記憶に残っている。

 最終的に、丸山は4位でフィニッシュ。惜しくも栄冠を手にすることはできなかったが、難コースでのプレーぶりは光っていた。その大健闘した姿を、今一度振り返ってみたい。

2004年の全米オープンで奮闘した丸山茂樹 14年前、丸山は予選ラウンドで全盛期のタイガー・ウッズ(アメリカ)と同組になった。コースの全長は、今大会の7440ヤードよりも444ヤード短い6996ヤード(パー70)だったが、フェアウェーは現在よりもずっと狭く、グリーンは選手から非難の声が殺到するほど硬く、かなり厳しいセッティングだった。