新旧スターが大集合。マスターズは「優勝候補だらけ」で大変なことに (2ページ目)
昨年のマスターズでセルヒオ・ガルシア(スペイン)と死闘を演じ、惜しくもプレーオフで敗れたジャスティン・ローズ(イングランド)からも目が離せない。
直近の14試合では、2勝を含めてトップ10入りが12回と絶好調。昨年の雪辱を果たして、悲願のマスターズ制覇なるか、注目される。
雪辱を果たすという意味では、優勝候補筆頭の世界ランキング1位、ダスティン・ジョンソン(アメリカ)もそれが期待されているひとりだ。
昨年はこの時期、圧倒的な強さを誇り、その勢いのままマスターズでの活躍も見込まれたが、開幕前日に宿舎の階段で足を滑らせて負傷。欠場を余儀なくされるという憂き目にあった。
以降、苦しい時期もあったが、世界ランキング1位の座をキープ。今季も年明け早々に勝利を収めるなど、好調を維持している。過去2回のマスターズでは、6位(2015年)、4位(2016年)とコースとの相性は悪くない。今年こそ、世界トップの実力を見せつけることができるのか、必見である。
アーノルド・パーマー招待で復活優勝を遂げたロリー・マキロイ(北アイルランド)には、4大メジャーすべてを制覇する"キャリア・グランドスラム"達成への期待がかかっている。
今年は、ミケルソンが全米オープンで、ジョーダン・スピース(アメリカ)が全米プロ選手権で、ともに"キャリア・グランドスラム"達成のチャンスがある。ふたりより先に快挙達成なるか。さらに2011年大会の、4打差リードで迎えた最終日に大崩れした"悪夢"を払拭できるのか、世界中のファンが見守っている。
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