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「1カ月に2万球打てば...」
松山英樹が上機嫌で語るメジャー制覇対策 (3ページ目)

  • 柳川悠二●取材・文 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Kyodo News

 2017年は、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ2月のフェニックス・オープンで連覇を達成し、8月のブリヂストン招待で世界選手権シリーズ2勝目を飾った。メジャー大会は、6月の全米オープンで2位、8月の全米プロでは最終日のバックナインを単独首位で迎えながら、最終的には5位に沈んで涙を流した。しかし、夢のメジャー制覇に最も近づいた1年だったに違いない。

「全米は今日と同じように、ケプカからだいぶ差があっての2位で、全米プロは(最終日にトップと)1打差でスタートしての負け。(メジャー優勝が)近づいているのかなっていうのはありますけど、全米プロの3日目、4日目っていうのは課題が残った。今、取り組んでいることが、特にパッティング(の改善)につながってくれれば、チャンスが増えるかなと思います」

 大会翌日は、アメリカでの挑戦を続ける畑岡奈紗らとのテレビマッチに臨み、一時の安寧を得た松山は、ディフェンディングチャンピオンとして迎えるヒーロー・ワールドチャレンジ(11月30日〜12月3日)の舞台、バハマへと向かう。

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