日米首脳とラウンドする松山英樹。今季こそピークをメジャー本番に (2ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 ハンディキャップ2.8と、ゴルフの腕前もトップアマ並みのトランプ大統領。就任直前の昨年12月末には、復帰に向けて調整中だったタイガー・ウッズ(41歳/アメリカ)と一緒にプレー。ウッズに、「(トランプ氏の)その飛距離に驚いた」と言わしめた。

 さらに2月には、ロリー・マキロイ(28歳/北アイルランド)とリゾートプレーをエンジョイ。そして、渡米した安倍首相を自身が所有するフロリダ州のコースに招待して27ホールをプレーした際には、アーニー・エルス(48歳/南アフリカ)がプレーイングパートナーを務めた。

 トランプ大統領とともにプレーした選手たちは、いずれも世界的にも名の知れたトッププロ。無論、世界ランキング4位の松山英樹も同様で、日本のコースでラウンドする両首脳のプレーイングパートナーとしては申し分ない。むしろ、本物志向のトランプ大統領が同伴者に松山を所望したのは頷ける。

 両首脳と松山がラウンドするコースは現在、2020年の東京五輪のゴルフ会場となる予定の霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)で調整されているという。トランプ大統領が松山にどんな話をするのか、興味深いところだ。

 この両首脳とのラウンドにとどまらず、年内の松山はまだまだ多忙な日が続く。先週は、中国・上海で開催されているWGC HSBCチャンピオンズ(10月26日~29日/シーシャン・インターナショナルGC)にディフェンディングチャンピオンとして出場。大会連覇を目指したが、ややプレーの精彩を欠いて50位タイという結果に終わった。

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