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32歳で現役を終えた宮里藍。
男女で異なるプロゴルファーの引退事情 (4ページ目)

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

 しかしその後、ゴルフとの関わりは一層深くなり、故郷のジョージア州で世界の名手を集めた大会を催したいと、オーガスタ・ナショナルGCを創設。同コースを舞台としたマスターズ・トーナメントを設立した。誰もが憧れ、「夢舞台」と言われるマスターズは、ジョーンズの精神が今なお受け継がれている。

 さて、今最も気になる男子プロの去就と言えば、タイガー・ウッズ(41歳/アメリカ)だろう。

 現在、41歳。これまで膝と背中の手術を繰り返してきたが、今季は早々に復帰宣言し、大きな期待が膨らむ中、ツアーにも参戦した。だが、体の状態は万全ではなかった。2月の欧州ツアー、ドバイ・デザート・クラシックで途中棄権。以降、出場を熱望していたマスターズにも参戦できず、実戦の舞台からはずっと離れたままだ。

 はたして、このまま現役引退となってしまうのだろうか?

 その注目のウッズが、次週のプレジデンツカップ(9月28日~10月1日/ニュージャージー州)で米国選抜のアシスタントキャプテンを務め、チームの一員として大会に登場するという。久しぶりに元気な姿が見られることを楽しみにしつつ、今後の動向にも注目したい。

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