2017.09.25

32歳で現役を終えた宮里藍。
男女で異なるプロゴルファーの引退事情

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 宮里藍(32歳)が、今季のメジャー最終戦となるエビアン選手権(9月14日~17日/フランス)でのプレーを終えて現役から退いた。

 米ツアー9勝、世界ランキング1位の座にも就いた宮里藍。その引退を惜しむ声が多い中、最終日最終ホールではポーラ・クリーマー(31歳/アメリカ)、ヤニ・ツェン(28歳/台湾)ら多くの仲間が最後の雄姿を見守っていた。そして、ラウンドを終えると、往年の名選手、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)に出迎えられ、花束が贈られた。

エビアン選手権で現役最後の試合を終えた宮里藍「14年間、プレッシャーの中で戦ってきた。心身ともにすごくがんばってきたので、まずは『お疲れさま』と自分に言いたい」(宮里藍)

 さすがに込み上げてくる涙は堪え切れなかったが、戦いを終えて見せた彼女のホッとした表情が印象的だった。

 32歳、プロに転向して14年。米LPGAツアーでは12年間戦ってきた。男子プロなら、正直「まだまだこれから」という年齢だろうが、女子ゴルフ界では「まだやれる」という状況で引退する選手が多い。記憶に新しいところでは、2008年にアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が38歳で、2010年にロレーナ・オチョア(メキシコ)が28歳で、競技ゴルフから引退している。