2017.08.17

【木村和久連載】藤井聡太四段に続け。
中学生プロゴルファー待望論

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第118回

 最近、プロの世界における中学生の活躍が目覚ましいですよね。卓球の張本智和選手とか、将棋界の藤井聡太四段とか。やっぱり、何事も3歳ぐらいから始めて、泣きながら素振りをさせるべきですかね……って、それは卓球の福原愛ちゃんじゃないですか。

 というわけで、日本のゴルフ界にも中学生プロが登場してもいいのではないか。それこそが、世界で通用する選手の育成につながるのではないか。そんなことを、さまざまな角度から考えてみたいと思います。

(1)中学生養成施設の創設
 卓球で中学生選手が活躍できているのは、オリンピックの強化指定選手になって、専任コーチやハイレベルな練習相手がいる充実した施設、環境の中で、卓球漬けの毎日を送っているからでしょう。

 JOCエリートアカデミーという国家プロジェクトがあり、選ばれたスポーツ選手が24時間体制で練習しているのです。そうした合宿所から、学校や試合などにも行ったりするわけですから、そりゃ効果的にエクササイズできますし、さらなるレベルアップも図れますよね。

 そこに、ゴルフの選手はいるのか? というと、残念ながらいません。ゴルフは体育館でできる類(たぐい)のスポーツじゃないですから。同様の施設を作るにしても都心では厳しいでしょうから、郊外というか、どこかの地方でやってもらうしかないかもしれませんね。

 そう考えると、東北福祉大ゴルフ部の、近くに練習施設が整った寮生活は非常に効率がいいと言えるのではないでしょうか。