2017.06.14

キム・ハヌルの快進撃が止まらない。
日本ツアー3年目で爆発した理由

  • 金明昱●取材・文 text by Kim Myung-Wook
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 キム・ハヌル(28歳/韓国)の勢いが止まらない。

 2015年シーズンに日本ツアー本格参戦を果たして3年目の今季、すでに3勝を挙げて賞金ランキングトップを独走。断然の賞金女王候補として脚光を浴びている。

 日本ツアー参戦2年目の昨季も、ツアー2勝を飾って賞金ランキング4位となったキム・ハヌル。今季は一層の活躍が見込まれていたが、その予想のはるかに上をいく快進撃を見せている。

サントリーレディスで早くも今季3勝目を飾ったキム・ハヌル 4月末のサイバーエージェントレディスで今季初勝利を挙げると、翌週には国内メジャー第1弾のワールドレディスチャンピオンシップ・サロンパスカップを制覇。2週連続優勝を飾って、2度目のメジャータイトルを手にした。

 さらに、宮里藍の”国内ラストゲーム”として話題となった先のサントリーレディスで今季3度目の優勝。4日間トーナメントの高額賞金大会を制して、獲得賞金(7858万2000円。6月12日時点)は前半戦だけで1億円に届きそうな勢いだ。

 ここまで、優勝3回を含めて8試合でトップ10入り。安定した強さも際立っている。今季ツアーはまだ3分の1を消化したばかりで、20試合以上も残っているが、賞金女王のタイトル獲得も十分に狙える……というより、その現実味はかなり高いように感じられる。